2022-01-01から1年間の記事一覧

輪るピングドラム劇場版

輪るピングドラムの劇場版、前後編ともに観た。 まず、去った27日にブックオフで村上春樹のアンダーグラウンドをみつけ、110円だったので買った。 これはオウムの地下鉄サリン事件の被害者たちのインタビュー集である。 そもそも村上春樹を読んだことがなか…

映画「ドライブ・トゥ・ヘル」と女の子のアクション映画

2019年のブルガリア映画「ドライブ・トゥ・ヘル(DRIVE to HELL)」を観た。 内容よりもまず、2019年の作品が2022年の今頃準新作レンタルってどうなんだ。 上映や配信状況が分からないが、日本公開は相変わらず遅い。 ジャケットや煽り文句からとてもメチャ…

アナザーラウンド(泥酔先生)

アナザーラウンドを観た。 公開時に少し話題になったので、気になっていた。 内容は 4人の男性教師たちは、それぞれに生活に行き詰っていた。それは家族生活であったり、仕事である教師として生徒指導や授業であったり。それを何とかするために飲酒をして血…

税の重さに耐えてみろ

どうも日本は増税をはばかることなく行い、様々な税の値上げや税率の増加は免れそうもない。 この様々な税には、名目上は税ではないが、事実上の税として扱われる健康保険料や雇用保険料なども含まれる。 もはや取れるものはなんでも取ろうという、植民地時…

ジンバブエもびっくり

ヤフーニュースにこんなのがあった。 記事を引用しようかと思ったが、記事のタイトルだけにする。 「消費税引き上げ議論すべき 政府税調」 ・・・・・・ 中学校の公民では不況(デフレ)の時は政府は ・減税をする ・公共事業を増やし政府の支出を増やす と…

責任取って辞任します。 なんじゃそりゃ!?

某カルト教団にべったりののらくら大臣が辞任した。 経済再生もできない(そもそもやる気があったのかもわからんが)まま、カルト教団との関係について、詭弁や屁理屈とすら言えないようなのらくらした発言(事務所では、一年前の資料は処分してる。さらに記…

そりゃあ例えれば、青森の図書館が陰徳太平記をずっと蔵するべきかというと難しいけどさ

市立図書館に行った。 ここはこの一年、精力的に蔵書の破棄をしており、頻繁に譲渡会をしている。 要は市民に、欲しい本があれば持って帰れ、とやって、最後まで引き取り手のない本は廃棄処分になるというわけだ。 もちろん、図書館の敷地は有限で、蔵書に利…

集英社創業95周年記念企画

本屋に行ったら、集英社のパンフレットがあった。 『アジア人物史』 全12巻と索引巻、あわせて13巻のシリーズのようだ。 集英社創業95周年記念企画で全編書き下ろしの企画だ。 アジアの人物評伝を、古代から21世紀まで時代順に並べたもののようだ。 パンフレ…

エリザベス女王崩御

9月9日 午前4時記す。 ヤフーニュースを見たらイギリスのエリザベス女王死去の報があった。 以下引用 英王室は8日、女王エリザベス2世が死去したと発表した。96歳だった。女王死去を受け、長男チャールズ皇太子(73)が新国王として即位する。 1952年から…

裏世界ピクニック読了

『裏世界ピクニック』を7巻まで全部読んだ(現在7巻が最新刊)。 すいすい読める一方、細部が分かりにくい気がする。 元々自分が小説を読むのが苦手というのを差っ引いても、場面転換が唐突で、たまに誰の台詞かわからないことも少なくない。 オマージュ元…

ラスト忍者とプレシャス視聴完走

You Tubeで公式配信されている戦隊ものを見ている。 手裏剣戦隊ニンニンジャーがこの間終わり、今日配信された轟轟戦隊ボウケンジャーの最終回をついさっき見終わった。 ニンニンジャーが2015年の2月、ボウケンジャーが2006年の2月開始で翌年の2月まで放…

裏世界ピクニック

このあいだ近所のBOOK OFFに「裏世界ピクニック」が全巻(ハヤカワ文庫で2022年9月3日現在7巻まで発行)売られていた。 しかも1冊110円。 最初は迷ったが、7巻全部揃っているなら、と買ってきた。 早川書房がいつぐらいからか、日本SFに力をいれてるな…

酷暑の終戦記念日

敗戦77年目 毎年、この日は土岐善麿の あなたは勝つものとおもつていましたかと老いたる妻のさびしげに言ふ を思い出す 延ばし延ばしにしていた手続きを申請した

固より窮まる

37年目の大事な日。 だというのに、深夜のマクドナルドで不愉快に耐えながら、寝てしまった。 そして、最悪の夢をみた。 祖父がキョンシーとなり、叔父と母とおれを襲いに来た。霊罰棒に鬼打粉をつけて泣きながら祖父キョンシーを叩き、何とか追い返した。 …

不揃いの大型辞書

公立の図書館でデカい辞書を使っている。 デカいというのは、ワンセット何巻もあるやつ、という意味だ。 その辞書はいくつかの版があり、版によって紙の大きさや巻数が異なる。 後の版では補巻がついたり、索引に熟語索引がついたりした。 で、今日、気づい…

安倍元首相銃撃事件で思ったこと その5 仮定の話

ここまでダラダラと書いたが、実はいちばん書きたかったのはこれから書くことで、それは想像というか仮定の話である。 今回の銃撃事件は、発生直後に政治テロと思われ、与野党の議員たちが 民主主義に対する挑戦 卑劣な蛮行には屈しない などとコメントをし…

安倍元首相銃撃事件で思ったこと その4 亡くなったあとの話

安倍元総理が海外から要人・一般人問わず、弔意を寄せられ評価をされていること。 また、ブラジルとインドは国をあげて服喪したりと、少し大げさにいえばローマ法王くらい世界中から評価されている。 一方で批判している人たちもいる。海外の批判者はわから…

安倍元首相銃撃事件で思ったこと その3 マスコミ、いつも通りのマスゴミっぷり

事件直後は、犯行の動機は 政治テロや選挙妨害、または政治家としての安倍晋三に対する批判・怨恨(いわゆるアベ政治を許さない) などと思われたが、実際には犯人の家庭が新興宗教によって崩壊したことに対する怨恨で、安倍がその新興宗教と関係が深いこと…

安倍元首相銃撃事件で思ったこと その2 奈良県警、失態・不祥事の連鎖

まず、奈良県警の警備体制(要人警護)に対して、批判が殺到している。 たしかに動画などで確認すると、安倍の後方を警戒している警官やSPは(目視できる限りは)一人もなく、後方を向いている(つまり安倍と背中合わせになっている)者もいなかった。 演説…

安倍元首相銃撃事件で思ったこと その1 事件の整理

去った7月8日、安倍晋三元総理大臣が奈良県で参議院選挙の応援演説をしているさいちゅうに銃撃されて殺された。 白昼に元総理が暗殺されたということだけでも衝撃は大きい(しかも歴代で在任期間最長であり、名宰相とする立場の方か悪宰相とする側かを問わ…

伯父と数学

『ペトロス伯父と「ゴールドバッハの予想」』、早川書房を数年ぶりに再読した。 読みながら、博士の愛した数式はここからモチーフをとったのかな、などと思った。 ストーリーは(小説中にもでてくる)ポアンカレ予想に挑み、人生をささげたパパキリアコプロ…

コカチン

「コカチン」、佐和みずえ、静山社を読んだ。 元のフビライの娘でイルハン国に嫁いだコカチン姫の話。 といっても、コカチンがイルハン国に向かう道中をファンタジーとしたもので、史実はコカチンがイルハンに嫁いだことと、そのときにマルコ・ポーロが付き…

時間泥棒

クリフエンパイアが面白すぎて今日で237時間プレイしている。 そんなところにsteamがセールで、トロピコ6が2000円になっている。 で、The Llama of Wall StreetとサントラがセットになったSTARTER BUNDLEを2013円で購入した。 あわせて何時間溶けるんだろ。…

ベトナムの風に吹かれて

数日前に「ベトナムの風に吹かれて」という映画をみた。 松坂慶子主演。 ちょっとしか登場しないが、松坂の兄嫁として松金よね子が出ている。 大河ドラマ「毛利元就」以来の名コンビ。安心する。 あらすじは、 ベトナムで日本語教師をしている松坂慶子は父の…

いわゆる胸くそ映画

ツイッターでハッシュタグ「何ひとつ良いことが起きない映画」というのが流行っているそうな。 で、どんな作品が挙がっているのか見たら、まあ予想通り。 ダンサーインザダーク アニメ映画、風が吹くとき ミリオンダラーベイビー ミスト 火垂るの墓 など。 …

CLIFF EMPIRE

ゲームの実況動画をみていたら、 なにかシミュレーションゲーム、特に街づくり的な箱庭ゲームをやりたくなった。 いくつか候補はあったが、失業率アップに貢献している手前、あまり高いのは遠慮したい。 そして、動画をみるのは面白くても実際にプレイしたら…

30年越しのウンディーネ

水妖記(ウンディーネ)を読んだ。 岩波文庫。フーケー著、柴田治三郎訳。93年第39刷。 中学生の時に買って、気づけば30年近くが過ぎ、今更だが読んだ。 物語本文は150ページ弱。 タイトルをみてすぐに買ったのに、いざ買ったらなぜか読まずに過ぎてしまった…

気軽に手軽に

赤川次郎「セーラー服と機関銃・その後ー卒業-」を読んだ。 ものすごく速く、ラクに読めた。 340ページだが、3時間もかかっていない。 最近、赤川次郎を読み返して実感する。 この読みやすさはなんだろう、と。 セリフが多いため、単純なページ数(あるい…

妖異金瓶梅

山田風太郎の「妖異金瓶梅」を読んだ。 角川文庫の山田風太郎ベストコレクション版。 潘金蓮が、ひどい人間性であることは変わらないのに、妙に魅力的に思えた。 武松も魔人とまで書かれる強さを持ちながら、間抜けというか、変な印象を受ける。 なんなら、…

違いは何か

芥川賞をとった「推し、燃ゆ」を読んだ。 さっぱり分からなかった。 話の筋は分かるのだが、それに対する共感はまったくできないし、テーマも分からなかった。 ページ数が少ないこともあり、さっと読み終えた。文章が読みやすかったというよりも、何もないか…