2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ベトナムの風に吹かれて

数日前に「ベトナムの風に吹かれて」という映画をみた。 松坂慶子主演。 ちょっとしか登場しないが、松坂の兄嫁として松金よね子が出ている。 大河ドラマ「毛利元就」以来の名コンビ。安心する。 あらすじは、 ベトナムで日本語教師をしている松坂慶子は父の…

いわゆる胸くそ映画

ツイッターでハッシュタグ「何ひとつ良いことが起きない映画」というのが流行っているそうな。 で、どんな作品が挙がっているのか見たら、まあ予想通り。 ダンサーインザダーク アニメ映画、風が吹くとき ミリオンダラーベイビー ミスト 火垂るの墓 など。 …

CLIFF EMPIRE

ゲームの実況動画をみていたら、 なにかシミュレーションゲーム、特に街づくり的な箱庭ゲームをやりたくなった。 いくつか候補はあったが、失業率アップに貢献している手前、あまり高いのは遠慮したい。 そして、動画をみるのは面白くても実際にプレイしたら…

30年越しのウンディーネ

水妖記(ウンディーネ)を読んだ。 岩波文庫。フーケー著、柴田治三郎訳。93年第39刷。 中学生の時に買って、気づけば30年近くが過ぎ、今更だが読んだ。 物語本文は150ページ弱。 タイトルをみてすぐに買ったのに、いざ買ったらなぜか読まずに過ぎてしまった…

気軽に手軽に

赤川次郎「セーラー服と機関銃・その後ー卒業-」を読んだ。 ものすごく速く、ラクに読めた。 340ページだが、3時間もかかっていない。 最近、赤川次郎を読み返して実感する。 この読みやすさはなんだろう、と。 セリフが多いため、単純なページ数(あるい…

妖異金瓶梅

山田風太郎の「妖異金瓶梅」を読んだ。 角川文庫の山田風太郎ベストコレクション版。 潘金蓮が、ひどい人間性であることは変わらないのに、妙に魅力的に思えた。 武松も魔人とまで書かれる強さを持ちながら、間抜けというか、変な印象を受ける。 なんなら、…

違いは何か

芥川賞をとった「推し、燃ゆ」を読んだ。 さっぱり分からなかった。 話の筋は分かるのだが、それに対する共感はまったくできないし、テーマも分からなかった。 ページ数が少ないこともあり、さっと読み終えた。文章が読みやすかったというよりも、何もないか…