2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の読書

「キルギス大統領顧問日記」田中哲二、中公新書を読んだ。 あとがきで少し触れているように、ルワンダ中央銀行総裁日記と同じ企画だ。 ルワンダの方は1972年発行で、赴任したのが、日本が高度経済成長をしている時なので、日本のサムライが後進国のために頑…

女が学者になるとき

倉沢愛子「女が学者になるとき」を読んだ。 面白い本ではある。 内容も素晴らしい。 しかし、著者の性格に対する印象や、題名の「女」ということに対してはどうだろうか。

今度は俺が残す番だ!!

近所のブックオフに行ったら、平凡社の中国古典文学大系が大量に出されていた。 1冊500円均一。 以前、逡巡して買い逃したことがあるので(2018年1月22日の記事参照。あのときは中国古典文学全集だった)、今回は迷わずに、持っていないものを24冊一括、120…

七夕

今日は七夕だ。 なので、郝懿行の曬書堂筆録を読む。 牽牛(彦星)が織女(織姫)と結婚した時に、結納金二万銭を借りて、返さなかったため追放された話が載っている。どうも結納金は織女(織姫)の父から借りたようだ。 となると、牽牛(彦星)にとって七夕…

インドネシア大虐殺

中公新書「インドネシア大虐殺」倉沢愛子を読んだ。 930事件から311政変までを述べた本。 平たくいうと、スカルノ大統領からスハルト大統領にかわるきっかけであり、インドネシアで共産党(共産主義)が弾圧・虐殺された原因となった事件の話だ。 今でも共産…

滅びの笛、滅びの宴 ねずみ大量発生

新型コロナウィルスと同時期に、バッタがの異常発生(蝗害)していた。 アフリカから東進して、インドに向かっていたという。 幸いに、日本には(現在までのところ)直接的な被害はないからか、報道が散発的でよくわからない。 どうやら、ヒマラヤを越えるこ…

読書感想文害悪論

SNS界隈で、現役の国語教師が読書感想文不要論(というより、害悪論)を唱えて、それから読書感想文に対する意見が盛り上がっている。 色々な意見が出ているが、私自身は否定的だ。 もっとも大きな理由は、感想文を書かせる目的がわからないからだ。 宿題だ…