英世と一葉ですでに12年

ファーストフード店に行ってお金を払った。

千円札2枚をだして、おつりをもらおうとした。

すると女性店員、おそらく高校生のアルバイト、がじっとお札をみたまま固まっている。

ちなみにお札は一枚が野口英世、一枚が夏目漱石漱石が上に置いてある。

数秒して、というには少し長かったが、店員がおもむろに漱石の千円を持って、中に引っ込んでしまった。

こっちが、え?と思ってるうちに戻ってきて、何事もなかったようにおつりを渡してきた。

ピン!! ときたので、店員に、もしかして漱石のお札知らない?と聞いたらビンゴ🎶

偽札だと思い上長に確認したということだ。

無言で金を持っていったら泥棒だろうがい!!!!! とか、どうせ偽札つくるなら絵柄ぐらい合わせるわい!!!!!!!!! などという言葉を飲み込んで、ああ若いからね、と言っておいた。

調べたらお札の柄が変わったのが2004年だから、もう12年前のことだ。

なるほどね、と店員が漱石の千円札を知らないことには納得したけど、店員の対応にはまだ少し不満が残ったり。