良くない感情が湧き上がるので菜根譚を拾い読みする。
菜根譚にしたのは、NHKの100分de名著に取り上げられた処世訓だから。
同様に取り上げられた孫子やカフカの変身は、いまはお呼びでない。いや、変身はイケルかも。悪い意味で。
前集の中に
士君子貧、不能済物者。遇人癡迷処、出一言提醒之、遇人急難処、出一言解救之。亦是無量功徳。
とあった。
さすがに全ての悩みが一気に解決したわけではないが、だいぶマシになった。自惚れていえば、正に自分は貧なる士君子ではないか。癡迷な人を言にて醒まし、言にて解求してるではないか。
しかし、同時に自分自身も癡迷な人であるのに、誰が士君子となって私を解求してくれるのだろう。と思うと、やはり気持ちが落ち込んでいく。
「Little Britain」のDVD1を観る。
イギリスBBC製作のコメディ番組。
イギリスらしい差別ネタ、特にゲイいじりがてんこ盛り。面白いことは面白いが、激しく人を選ぶだろう。基本的にどのキャラクターも2人の男性俳優が演じている。そのため、役によっては見た目が著しく汚いものがある。ネタの不謹慎さは全く平気だが(BBC製作だし)、この外見の醜さには困った。面白いけれど、、けれどなんだよな。