気付けば小ブッシュから10年経ったのか
ニュースの真相を観た。
ブッシュJr.の軍歴詐称事件をスクープしたTV局の話。
割に面白くみることができた。が、それは当該事件のことを多少なりとも知っているからのような気がする。
仮にその事件のことを知らない人が見て楽しめるかというと、疑問が残る。
ニュースの天才と内容的にもかぶるのに何故なんだろう?
おそらく、物語への導入が唐突だからだ。
だから過去にそういうニュースがあったことを知っている者は、すんなり入っていけたが、そうでない人はブッシュが実在の人物であるだけに、はてこれはフィクションなのかどうなのかを判断する必要がある。これが原因なのではないかと思う。
もちろん、映画自体は事実に基づいていてもフィクションなのだが。
寒すぎるのでひざ掛け毛布を買った。
寒い 恐い でも安堵
寒い。
今週は寒波が来るようだ。
余りの寒さにひざ掛け毛布を買おうか悩んでいる。
おととい抜歯した影響ではぐきというか、頬がまだ腫れている。
親知らずは既にすべて抜いたが、ネットで少し調べると、
下の親知らずは上のものより厄介。
年齢を重ねると歯根とあごの骨が癒着してしまう。そのため、ある意味骨を削ることになる。
麻酔も下は効きにくい。途中で痛んだら対処は、効くまで麻酔を追加する。
抜いた影響もあり、腫れが2~7日ほど続く。
麻酔の量や抜歯中に神経を触ったりすると、舌やあごのマヒがひと月ほど、長い人でみ月ほど続くこともある。
埋没している場合ははぐきを切開するので必ず縫合することになる。
とりわけ横向きに生えている場合は大変。
だからといって抜かずに放置していると、親知らずが虫歯になって菌が脳や心臓にいき、最悪死ぬことがある。
などなど恐ろしいことのオンパレードだった。
もう親知らずはない。まずはそのことに安堵しよう。
ドッグヴィル
映画「ドッグヴィル」を観た。
鬱映画とか人間のイヤなところをみせる映画とかいう評判だったので、是非みたいと思っていた。
監督はラース・フォン・トリアー。ダンサー・イン・ザ・ダークの監督だ。
評判に違わず、陰惨な話だった。
とはいえ、途中から結末は2つくらいに予想できていた。
どの登場人物も胸くそわるかったが、特に嫌悪感がわいたのが、ヴェラ(子だくさんの母親)、ヴェラの息子ジェイソン、そしてトム(町の哲学者きどりの物書、事実上は遊民)。
ずっとイヤな感じが続く素晴らしい作品だった。
ダンサー・イン・ザ・ダークはまだ、途中までは暗くもなかった(あくまで後半に比べて、ほかの映画と比べたら充分暗い)。しかしこの映画は始終イヤな感じが続く。
ただ一つ、時間が長すぎる。
2時間越えている。
章立てされていることも、長さを感じさせる。
章立ては映画の最初に全10章(プロローグと9章)であることが示される。ただし各章が何分ずつかは分からない。
そのためあと何章残っているのかだけを知るため、中盤はなおさら長く感じた。
ニコール・キッドマンの美貌はすごい。
当事者でいながら、どこか他人事のようにふるまう役がドンピシャだ。
アイズ・ワイド・シャットでもそうだった。
もっともあれは当事者ではあるが、ニコール自身は預かり知らぬところで物語が動いていた。
ドッグヴィルに戻ると、最後の場面はまさにカタストロフだ。
観ている間に生じたイヤな感情の落ち着き先がきちんと決まったようでスッとした。
サヨナラ親知らず
親知らずを抜いた。
これで4本目。つまり最後の親知らずだ。
約1時間半かかった。
途中で麻酔の追い打ちをした。
抜歯後3時間ほど麻酔が効いていた。
抜歯のたび、あんなに大きなものが真横に埋没していたことに驚く。
そりゃこんなものが動いたら、とんでもない痛みが生じるわけだ。
まだ頬が腫れていて、唾やお茶など飲み込むと痛む。
明日で痛みと腫れがひくといいけど。
すまじきものは、、、
仕事始め
テンションが上がるわけもない
キングスマン ゴールデンサークル
キングスマン ゴールデンサークルを観た。
とても面白かった。
前作がある以上、前作を知っている前提の場面もあったが、前作をみていなくても問題ないようにも思える。
前作よりもテーマ性が増している。
欧米のドラッグ使用率というか、少し手を出してみる人の数に驚く。
また、イギリスがアメリカ(主に南部)をどうみているかが表れていて愉しかった。
登場人物が、田中芳樹か富野由悠季かというほどに簡単に死んでいった。
数人の人物(ロキシー、犬だけどJB、マーリン、ウィスキー)の扱いには多少の疑問が残る。
エルトン・ジョンには爆笑だ。
ブリティッシュ・イングリッシュに酔いしれながら娯楽として愉しめた。
途中でHighnessとMajestyを間違える場面があった。
ありえるか?と思ったが、今の日本でも殿下と陛下の使い分けが分からない若者は多そうな気がする。