高級「生」食パン

高級「生」食パンの乃が美で食パンを買った。

ハーフサイズ(1斤)で税込み432円。

思ったほど高くない。

店自体はカウンターだけ(もちろん奥にはパン焼きオーブンがある)で小さい。

売り物も食パン(1斤または2斤)とジャム数種しかないので、買い物自体はスピーディに終わる。

ハーフサイズ1ケしか買っていないのに、紙袋に入れてくれた。

 

味は、、、

おいしい。

特筆すべきは、やわらかさだ。

六面を覆うミミもちぎるには微妙に固いが、噛むには適度な固さだ。

中の食パン部分のやわらかさはもうたまらない。

噛むとパン(小麦粉)の甘みを感じる。

砂糖のような単糖類の甘さではなく、多糖類の甘さだ。

何もつけなくとも、ちぎっては口にいれ、ひょいパクひょいパク食べてしまう。

なるほどわざわざカッコつきで「生」と表記するわけだ、と我ながらさっぱりわからぬ納得がいくほどひょいパクひょいパク食べてしまう。

ジャムもつけてみた。

ジャムは乃が美のではなく、アヲハタのジャムだ。アンズ味と3種のミックス味。

美味い!!

ジャム自体がそもそも美味しいが、パンの食感がジャムと合う。

食パンを噛み切るために、ジャムがパンから漏れてしまうことがほとんどなかった。

これは悪いものを食べてしまった。

DVDなんぞをみながら食べていたら、1斤食べきってしまった。

トーストにしたらどうなるのだろう。

気になる。明日も買おうか、いやまた1斤食べてしまうのは、、、

などと葛藤している。

やわらかいもので快感をおぼえながら苦しめられているという意味で、真綿で首をしめられているようなものだ。