日に三度落ち込む

散髪に行く。

帰ろうとして車を出すときに、車止めにバンパーをぶつける。

牽引用のロープを引っかけるところのカバーがはずれる。傷もエライことついてる。

 

帰宅して鬱々としてふて寝する。

夢に以前の職場の人が出る。

好きな人たちであったから出てきたことには問題ない。

が、自分でも思っていて悩んでいることを、ズバリと指摘される。

目が覚めた時は、部屋の暑さのせいか夢のせいか、動悸がなかなか止まらない。

 

もうおとなしくしてようと、デジタル写本をする。

易経豐卦上六

 豐其屋。蔀其家。闚其戸。闃其无人。三歳不覿。凶。
 象曰。豐其屋。天際翔也。闚其戸。闃其无人。自藏也。

 その屋根を大きくし、家に蔀をつけた。その家の戸を窺うと、無人のように静かで

 ある。三年間も人と会わない。凶である。

 象伝は、その屋根を天にも届かんばかりに大きくした。その家の戸を窺うと、無人

 のように静かである。それは自ら閉じこもっているからである。

特に自蔵について、明の何楷は『周易訂詁』の中で、人が寄りつかないのは、他人が見捨てるのではない、自分から閉じこもり隠れるからである。という。

なるほどね。まさに僕の部屋であり、僕の状況だ。凶であり、自藏である。