ガタカとペットセメタリー2をみた。
ガタカは、、遺伝子による優性論的な世界観は面白い。
しかしいまいちストーリー自体にのめりこめなかった。
ペットセメタリー2は、1に比べて駄作の評価も多いが、なかなかどうして好きだ。
確かに前作にあったような哀しみはなくなって、とにかくやたら死んでは甦らせる印象をうける。最後の母親がジェフに一緒にいるように懇願する場面で、dead is betterと叫んでいるのは悲しいが面白かった。
湊かなえの「贖罪」を読んだ。
さすがイヤミス(読んでイヤな気持ちになるミステリー)の女王。
藪の中形式である。
そのため客観的な事実というか、物語の全体を俯瞰することができない。
それがまた現実の事件(の当事者)と同じように感じられた。
しかも各登場人物の手記は、ある時点での記述でしかない。つまり手記が書かれた以後のことはわからないのだ。