ラジオ「伊集院光の深夜の馬鹿力」で、「ゴリラ女房」という沖縄の昔話を紹介していた。
内容もトンデモだったが、タイトルにインパクトと違和感がありすぎる。
ネットで検索したら、「【妖怪図鑑】新版TYZ」というホームページがでてきた。
紅型らしき衣裳を着くずして、ハイビスカスを頭に飾ったゴリラのイラストがあり、その下に解説がある。
以下引用
沖縄県の「読谷村民話資料集」の一編として刊行された『儀間の民話』(昭和58年)には、大正五年生まれの話者による『ゴリラ女房』という民話が収録されています。
引用終わり。
これは、、、元々なにか別の大きな生き物だったのではないか?
例えば、大猿や或いは熊など。
それがいつかゴリラに変わったのではないか。
また、昔話に教訓があるのか、ないのかということも気になる。
上述のホームページ「妖怪図鑑」では、
女を無茶に扱ってはならないのだといいます。
という教訓があるが、これはとってつけたようにも思われる。
中国古典の詩経について、古来教訓(聖人の教え)が込められているとされてきた。
しかし、朱子が、素直に読めばいい。例えば農村の青年と少女の恋の詩からも教訓をくみ取ろうとするのは強引すぎるとした。
ゴリラ女房からは、教訓がどうのというのではなく、面白(くて無茶苦茶な)話が残っただけ、という気がしている。