バットマン・ビギンズを観た。
ヒマラヤで修行するといったところはともかく、基本的に暗く重めのストーリー。
元々の漫画や映画もネクラ・ヒーローものであるが、すかっとする場面がひとつもない。
しかし、キャラクター造形の見事さか、世界観構築の見事さか、面白かった。
物語の最後に、レイチェルがブルースに「バットマンが本質で、こっち(ブルース・ウェイン)の方が仮面なのよ」とか「私が愛し、去っていった人は戻ってこなかった」という。
これには参った。胸をつかれ、
驚きと悲しみと、一抹の安堵を感じた。
次作のダークナイトには満を持してジョーカーが出てくる。
楽しみだ。
また、この映画、出演者が豪華だ。
出演料だけでいくら使ったんだろうか。