中味はよいが、邦題がまずい

ウォーターゲート事件の時のFBI副長官マーク・フェルトを描いた映画「ザ・シークレットマン」を観た。

原題はMark Felt: The Man Who Brought Down the White House。邦題よりよほどいい。

映画も面白かった。

ニクソン大統領についてはベトナム戦争に関する機密文書の件やウォーターゲート事件など政治スキャンダルのイメージが強い。

実際、初の辞任した大統領であり、(本人の希望とはいえ)国葬されなかった大統領でもある。

この映画の冒頭でFBI初代長官のエドガー・フーバーが亡くなる。

今度、この時代の政治映画ということで、

エドガー、ペンタゴン・ペーパーズ、本作を連続で観よう。

パブリック・エネミーあたりも加えたりして。

ペンタゴン・ペーパーズのラストはウォーターゲート事件の盗聴事件だったはずだ。

実際のマーク・フェルトの写真を見ると、マーク・フェルト役のリーアム・ニーソンにそっくりだった。

 

アメリカのことはよく知らないので、岩波新書のシリーズ・アメリカ合衆国史でも読もうかな。