いっぺん、死んでみる?

久しぶりにDVDの新作を借りてきた。

地獄少女 宵の伽

前半(DVDの上巻)をみた。

面白い。

加害被害の関係が分かりにくいから、他者を地獄流しすることを望む者を依頼者、流される者を対象者とする。

地獄少女にでてくる依頼者は、必ずしも被害者とも限らないうえに、いじめにあっても仕方ないような者もいる。

対象もみんながみんな依頼者と敵対関係にあるわけでもない。

今回は、

SNSいじめに遭っていた者と、程度は見誤まり結果的にいじめをはじめてしまった者が依頼者と対象者。

女漫才師コンビ。

クズだらけの家族のはなし。

地獄少女の素晴らしいのは、地獄流しをしても必ずしもハッピーエンドにならないところであろう。

というか、今回の3本のうち、明確なハッピーエンドは一つもない。

かろうじて女漫才師コンビの話が、悲しいではあるが、一応相思相愛で、考えようによってはハッピーというだけだ。

おそらく地獄少女の亜流だろうと思われる作品も、地獄少女にはかなわないが、やはり好きだ。

笑えぬ童子~108の業~と神さまの怨むすびは特に好きだ。

もう一度、1シリーズ目、二籠、三鼎をみようかな。