タイ語で精霊(憑きもの)はピー

ババアが、憑いて来る。でおなじみフォロイングをみた。

登場人物すべてに感情移入できないのが、かえって幸いした。

ただただボーっとみていられた。

憑いてくるババアがワタベという日本人というのも驚きだが、結果的に実害があまりないことにも驚く。実害は祈祷師お付きの2人くらい。あの交通事故の被害者を入れてもおそらく10人もいない。

最後の祈祷師のところで伏線を回収し、ジムが指を切り落としたところは感心したが、ババアのあの逃げ方はどうだろう。

it followsのプロデューサーが手掛けた映画だそうだ。

そう言われれば何となく似てるかも。

また、原題がghost houseなのになぜ邦題を(わざわざ英語で)followingにしたかもわかる。関係があることを示唆したかったのだろう。

東南アジアで好き放題する欧米人というのは、本当に困ったものだ。

あんなことがあってすぐに交尾を始めるのもどうかしている。

そういえば、カンボジアだかで、観光地での交尾を禁止する法律を制定したり、このあいだは、デンマーク人がピラミッドで交尾していた。

そういう白人が悪い意味で好奇心と性欲でできていることがよくわかる映画だった。

約90分というのもよかった。