第六感?

この1週間ずっと歯が痛い。

左側全体が痛いのだが、特に左下、あごの部分が痛くてだるい。

基本的に起きているときはずっと痛だるい。

とうとう夢でまで歯痛を話題にしていた。

歯医者は1月末に親知らずを抜いたので、歯肉が盛り上がるまでのものだという。

なるほどとは思うが、2月と3月は痛くなかった。

4月になってから痛み出したのだ。

しかし、実際歯医者に行った後は数日痛くなかったりしたので、

なるほどと納得する気持ちと、だがしかしという疑念が伯仲していた。

しかし、この1週間は冒頭に書いたように基本的に痛くない時がなかった。

今日、外出した時にラジオで某歯科医院のCMをやっていた。

そしていいかげん痛だるかったので、セカンドオピニオンと思い行ってみた。

その歯科医に、左下が痛いと言った。

歯科医はレントゲン写真をみながら、左上に麻酔をしましょう、と。

やりとりは省略するがビンゴ。左上の奥歯にでかい虫歯が。

すでに神経をやられていたので、神経を抜いた。

普通の人なら痛くて痛くてもう我慢できないはずですよ、と言われた。

歯科医曰く、痛い箇所と患部は違うことも多い。

これは以前通っていた歯医者も言っていた。彼は痛みが回り込むという表現を使っていた。

解剖学的な神経の構造をみるとそれは理解できる。

しかし、そんな大きな虫歯を見逃すのはなぜかときくと、

歯科医は、おそらく(以前の歯医者は)左下の困難な親知らずを抜いたから、それが悪さをしているはずだという先入観がはたらいたのでしょう、と。

確かにこの歯科医、レントゲン写真をみながらすぐに、左下の親知らずはそうとう大変だったんじゃないですか?口腔外科でやりましたか、それとも個人の歯科医院ですか?と聞いてきた。

まあ、後悔がないわけではないが、

恐らく以前の歯医者に行った後痛くなくなるのは、まだ症状が(今よりも)軽く、ここ1週間ほどはもはや悪化をしきったのだろう。

今日に限り、なぜかいつも聞いているラジオCMに敏感に反応し、すぐに(恐らく20分以内)歯科医院に行ったのは何かがあったのだろう。

そのことを喜ぼう。

少なくともこの記事を書いている23時20分現在は、歯科医の言った通り痛みもない。

ありがたい話だ。