映画「クラッシュ」をみた。
連環的にエピソードが語られる。
各エピソードはまあ、面白くはある。
しかし、通して映画として考えると正直あんまりだった。
43はただの短編集だったが、この映画を短編集とみるべきかどうか。
湊かなえの「物語のおわり」のようなものだ。
なんというか、差別はよくないというテーマ性が売りなんだろうが、むしろ邪魔である。
登場人物すべてがクソである。いや、例外といえば錠前修理の人とその家族だけはまあ、クソではなかった。
一応90分みれる「バベル」のような視聴感だった。
バベルと比べるのもアレだけど。