古事記読了

古事記を読み終えた。

なるほど古事記の解説本が神話(上巻)ばかりを取り扱うわけだ。

神話以外だとヤマトタケルノミコトだけだ。

しかし、他の天皇の記事もなかなかに物語性に富んでいる。

日本書紀との兼ね合いもあるだろうが、それは神話やヤマトタケルノミコトの記事だって同じことだ。

実際、「古事記日本書紀」のようにワンセットにされて解説されることが多いのだから、仁徳天皇雄略天皇などの記事だって書いてあげればいいのに。

しかし、顕宗天皇以後の記事がないのは、はたして(古事記が書かれた当時にとって)現代のことだから書かなかったのか。悪い記事ははばかって書けないとしても、美談に限って記してもよさそうなものだが、特に継体天皇あたりは書けそうな気もするが。

次は風土記万葉集日本書紀のどれを読もうかしらむ。