WAX ON WAX OFF

ベストキッドを観なおした。

なんというか、いくつかの場面が強烈に好印象だっただけで、多くの場面でみるのが微妙につらかった。

特に前半のイジメの部分。

そしてヒロイン、アリの取り巻きの女のいけ好かないことといったら。

もっとも主人公ダニエルも、よく言えば前向き悪く言えば懲りない。

キャラクターの性格も矛盾があった。ダニエルはジョニーを避けているわりに、ジョニーに水をぶっかけたり。また、いくらジョニー(の道場のコブラ会)の先生が停めているとはいえ、挑発したり。正直頭がおかしい。

ジョニーもジョニーで、極悪非道だったはずなのに決勝で先生に、ダニエルの足を攻撃しろ、情けは無用と命令されると、困惑した顔で無言の抵抗をしたり。最後は審判がダニエルに渡そうとしているトロフィーを奪って、ダニエルを殴るかと思いきや、ダニエルさんに完敗とばかり手渡し、お前が優勝だ、とか言ってしまう。解せぬ。

ミヤギのダニエルに対する教育法も、質問すらナシ、黙って言う通りにしろ、というのは分からないでもないが、それはせめて練習の意味が分かる程度の説明をしていれば、の話ではないだろうか。

ずっと、騙されているのではなかろうか、という思いで練習しても効果はあがるまいに。

まあ、文句ばかり書いたが、2時間画面から離さないという意味ではやはりスゴイ映画だ。何よりミヤギさんの英語は真似したくなる。

人生もバランスが大事という教えは、、、身に沁みてしまう。

明日はベストキッド2だ。

 

ドリアン騒動勃発中。