ムトゥ 踊るマハラジャと海賊じいちゃんの贈りものを観た。
ムトゥは長い。約3時間。
しかし面白い。
画質もカメラ割、ストーリーすべてが懐かしい。昔のアジア映画そのもの。
映画は娯楽だということを思い出させてくれる。
個人的にはランガよりパドミニの方が好み。
聞きなれないタミル語というのもナイス。
海賊じいちゃんの贈りものも面白かった。
予想していた話と違い、じいちゃんはかなりまともだった。
てっきろ海賊のように破天荒だと思ったのに。
これは、この映画の感想の中にリトルミスサンシャインと似ているというのがあったから、リルミスシャインのジジイ(敬意をこめて)みたいにファンキーだと思いこんでいたからだ。
これは三きょうだいのお姉ちゃんロッティのファンになるしかないだろう。
この三きょうだいは日本神話の三貴子(アマテラス、スサノオ、ツクヨミ)と思えばすんなりする。
また、このきょうだいの従兄にあたるケネスの存在も重要だ。ファミリーツリーの長女の彼氏のような存在である。
原題がWhat We did on our Holidayだが、これを海賊じいちゃんの贈りものとするのは無理がありすぎる。
セリフの中で末っ子と男の子、伯父さんの会話から、
Banker is scumとWhat is scumには爆笑した。
他にも笑うポイントは多かった気がする。