超新星フラッシュマンをみている。
なにか戦隊ものをみようとは思っていたが、何をみようかはしかとは決めていなかった。
なんでフラッシュマンを選んだのかは正直さだかではない。
そうしたら、古本で中島梓、わが心のフラッシュマン、ちくま文庫をみつけた。
なにか縁を感じて買った。
まだDVD3枚しかみていないが、なぜフラッシュマンを選んだのかおぼろげながらわかったような気がする。
蓮舫問題などから派生している国籍とアイデンティティの関係だからだ。
フラッシュマンたちは地球で戦う。
彼らはことあるごとに
自分たちは地球人だ
と叫ぶ。
しかし様々なことに
自分たちは地球育ちではない
ということを思い知らされる。
それらは実に些細なことだ。
名前に名字があるかどうか。風船というおもちゃの存在を知らない。など
製作が86年の日本だから、一部の「地球」と「日本」の誤解には目をつぶる。
フラッシュマンたちが必死に地球人であることを叫ぶほどに、周囲の人間はいぶかしがる。
周囲の人間たちの気持ちもわかる。
地球人は、自分は地球人である、などと宣言しないからだ。
ウィキペディアで結末を確認した。
なるほど、無意識に自分が抱えている問題とリンクして選択したのかも知れない。
次は明るいやつをみよう。