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ファミリー・ツリー ムーラン

中国ドラマ「ムーラン」の1を観た。

以前、蘭陵王を観た。あれは北斉の話で最終回では北周武帝が亡くなったところまで描き、ほぼ字幕ではあったが隋の楊堅が天下を統一し、南北朝を終わらせたということで終わっていた。

今回は、北周の静帝(宇文闡)が楊堅禅譲するところから話が始まった。

まだDVD1枚目なのでほとんど何も動いていない。

歴史的な話は、

北周から隋へ禅譲がおきた

独孤皇后が楊勇の奢侈な女遊びを叱り、孝行を偽装している楊俊をねぎらい褒めた

というくらいだ。

そして楊堅に異民族(冉柔)の血が混ざっている疑惑が発生し、それを解消するためと、北周を再興したい宇文氏の残党たちどちらにも華姓で乙卯うまれの女が重要であるとして両陣営がその少女を探す。一方、華若蘭の縁組が決まり、妹の華玉荷が司馬府の妓女になろうとして家を出てしまう。

玉荷が石橋で石虎と非友好的な会話をしている。

少し嬉しい。

 

ファミリー・ツリーを観た。

なるほど、前評判通り良い映画だった。

ベタベタ走るジョージ・クルーニーは素晴らしい。

事実上崩壊している家族が、(クルーニーの妻であり家族の母親の昏睡から尊厳死をするという)危機から結束し家族を再構築していくというストーリ―である。

しかし昏睡しているクルーニーの妻は作品中、一度も目を覚まさない。つまり彼女は家族が再結束するきっかけではあるが、そのメンバーには入っていないのだ。

そして長女がグレたというか反抗期を迎えた原因は、母親が他の男と浮気している(男の家に入る)ところを見たことであった。

ルーニーの妻の父親(クルーニーの義父)も娘可愛さにその夫であるクルーニーをののしり、そして自身にとっての孫である長女のことも母(つまり娘)に似ない不良と好く思っていない。

最後までその姿勢は崩さなかった。

結局クルーニー家族にとって、妻(娘たちの母)とその父親(娘たちの祖父)は結束の輪に入っていない。

見ようによっては妻の一族を切り離すことによって結束した家族を再構築できたようにも考えられる。

死ぬ直前の妻に口づけて、

Good bye, my wife, my friend, my pain, my joyness

と一筋の涙を流しながら言ったセリフの中に凝集されている気がする。