陽成院

運命を感じるような出逢い方をすることがある。

陽成院 ――乱行の帝――」山下道代、新典社との出逢いがそうだ。

今日、図書館へ行った。目的は違う本を借りにいくことだった。

せっかく来たのに、用件を済ませてすぐ帰るのもなんだから少し書架を眺めていた。

すると、目にとまったのが「陽成院」だった。

背表紙は白地に黒文字。飾り気は全くない。

今、帰宅しても何故目にとまったのかわからない。

ふと手に取ってみた。表紙は白地に黄色、橙色、茶色の折り紙が重なっている。白地と書いたが白い部分は上半分と左側あわせても表紙全体の3分の1ないくらいで、他は折り紙の部分と書名の部分だ。書名は四角い枠の中に黒字で書いてある。枠の中は薄茶色。裏表紙は約半分が黄色の折り紙。

明るいがうるさくない、好感のもてる表紙だ。

はじめにを読んでみた。

不思議な感じがした。そもそも私は日本史に明るくないし、陽成院については名前しか知らない。別段、以前から気になっていたわけでもない。なのに、なぜ手に取ったのだろう。

まさに運命なのだろう。

今後本格的に陽成院と付き合っていくのか、運命の気まぐれでたまたま今回出逢っただけなのか。楽しみでもある。

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