台風は期待とおりにこない。せめて読書と映画を楽しもう。

いつ来るかはっきりしない台風にイライラしてたら、DVDを大量にレンタルしてしまった。

蘭陵王13~17

ローズマリーの赤ちゃん

メンインブラック

ボラット

ブルーノ

今日はローズマリーの赤ちゃんを観た。

なるほど古典ホラーの名作だ。悪魔の直接描写がないところがよい。幻覚を直接描写ととるかどうかでわかれるが。赤ちゃんが生まれるまでの、普通の妊婦としての不安だけでなく、更に周囲に対する不信感や周囲がデモーニッシュと気づいてからの恐怖感など素晴らしい。観ているこちらも息詰まる。

また、生まれた後の母性を介してデモーニッシュに取り込まれている様もゾクゾクくる。ミア・ファローの演技もなるほど評価が高いわけだ。

音楽も素晴らしい♪

悪魔モノで直接描写がなく、音楽も演技も素晴らしい。のちのオーメンにつながるホラーの名作。

 

黒田龍之助「寄り道ふらふら外国語」を読了す。

素晴らしい。特にスペイン語の章は、著者がスペイン語をやっていないせいで、言語学的な話題が多かった。

こう、外国語を学ぶことや、それを通してさまざまなことを学び、知り、考え、また学んでいくことの楽しさが伝わってくる。

自分もそうしたくなる、素晴らしい本であった。

著者のエッセイは基本的にどれも読みやすく、愉しいが、その中でも珠玉の一冊であろう。

愛読するに足るエッセイ集であった。これから何度も読むであろう。