入院筆記断簡1

入院して驚いたのは、

生活に必要なものは一切病院が用意してくれないことだった。

たとえば、病院食に箸やスプーンはついてない。

飲み水ももらえない。お茶は毎日コップ2杯くらいもらえるようだ。伝聞形なのは、自分が個室に隔離されていてお茶の配給がこなかったため。

患者が用意しなくてもいい生活用品はトイレットペーパーくらいのものだろう。

これは病院によるのか、地域によるのか、時代によるのかわからない。が、身寄りもなく面会制限されている状態、つまり完全に一人の自分にとっては、なかなかにつらかった。

必要なものは病院内の売店で買うのだが(外出は許されないので)これがまた、値段が非常に高い。2Lの水のペットボトルが230円した。

水4Lにジュース2本(缶でもパックでも)買えばもう600円から700円もした。

患者である自分自身が買いに行くという手間に加えて値段が高くて非常にストレスであった。ただでさえ入院治療でお金がかかるのに。病院の向かいのホームセンターで買えば半額以下ですむのに。

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