進撃の巨人 実写映画化 原作者の脚本家に対する(一方的な)愛情

序章 「あなたが始めた物語」 映画評論家の町山智浩が雑誌に、次のようなことを書いた。 原作通りの映画化は無駄。原作通りなら映画化する意味がない。 それを読んだ若き日の諫山創が感銘を受ける。 脚本家選定 「あなたに決めていた」 進撃の巨人が大ヒット…

司馬遼太郎の小説

まとめサイトに司馬遼太郎の小説を史実と思うやつについて云々という記事があった。 司馬遼太郎の死後、彼の小説のことを史実と思う人や、その歴史観(司馬史観)を是とする人のことを非難することを目にすることが多くなった。 彼の存命中にも多少はあった…

鎌倉殿の13人 壇ノ浦までをみて とりとめなく

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を、壇ノ浦の戦いまで見た。 放映当時、北条義時の闇落ちダークヒーローぶりが話題だった。 考えてみれば、闇落ちということであれば、アナキン・スカイウォーカーがダースベイダーになった物語があり、 闇落ちでもあるが、状況に…

今更、君の膵臓をたべたいを読んだ

「君の膵臓がたべたい」を読んだ。 もはやブームも去ったため落ち着いて読める。 まず、文体が読みやすく、サクサクと読めた。 まず、単純な感想を列挙すると、 すごいなこりゃ。 予想通り泣ける。 ご都合主義。 いつの作品だっけ? などだ。 まず、いつの作…

なんとなく

どうにも年末から引き続き体調がよろしくない。 上のこととは全く関係ないが、年越しのときに 時報からの にーっこ、にーっこ、どうが♬ というニコニコ動画の日付またぎの時報を思い出してしまう。 考えればあれほど観ていたニコニコ動画も、もう何年も見て…

なかなかツラい

8日に「セルグレイブの魔女」を読み終えた。 感想を書きたいが、8日の夜から便失禁祭りで、信じられないくらい漏らしてそれどころではない(これを書いているのは明けて9日午前2時28分、すでに6回も漏らしている)。 つらい

観終わった感動もなく

テンペストを見終わった。 最後までよく分からなかった。 孫寧温と尚泰王の子で、本来は王子になる孫明の台詞などはひどかった。 寧温の若い頃をなぞるように(実際に場面やセリフもまんま再現してなぞっていた)評定所筆者になった孫明が、尚泰に質問され、…

神は細部に宿る

テンペストのDVD4枚目を見た。 もうなんというか呆れていたので、話題を変えて年末の報道のことを思い出し、日本のマスコミ(だけとは限らない)についても呆れてみよう。 内容は単純だ。中国で呉冠英という人が亡くなったという報道だ。 話題にしたいこと…

テンペスト すべてに違和感

テンペストのDVDを毎日1枚みてる。 ということで、今日で3枚目を見た。 色々と違和感があったが、そもそもストーリーにも軽いアレルギーが出始めた。 架空の登場人物や無茶な設定はともかく、たとえば尚泰王の即位が14歳であったり(実際には4歳、かぞえ…

仲間由紀恵の演技はどの作品でも変わらない気がする

元日も変わらず、トイレに行ったり来たり。 お昼にゲオに行きがてらブックオフに行ったら、開店は13時だとある。 で、トイレに行こうとコンビニで時間をつぶして、13時6分にブックオフに戻ったら、もう満車で駐車場がない。 なんなら、車列が道にあふれ出し…

2023年(令和5年)になって

去年は持病の憎悪による体調の悪化。 また、体調そのものは持ち直しても年末の怒涛の便失禁の嵐に苦しめられた。 特に大晦日(つまり昨日というか、これを書いている午前1時現在からみて10時間前)の便失禁はひどかった。 新年は、多少病状というか体調が好…

輪るピングドラム劇場版

輪るピングドラムの劇場版、前後編ともに観た。 まず、去った27日にブックオフで村上春樹のアンダーグラウンドをみつけ、110円だったので買った。 これはオウムの地下鉄サリン事件の被害者たちのインタビュー集である。 そもそも村上春樹を読んだことがなか…

映画「ドライブ・トゥ・ヘル」と女の子のアクション映画

2019年のブルガリア映画「ドライブ・トゥ・ヘル(DRIVE to HELL)」を観た。 内容よりもまず、2019年の作品が2022年の今頃準新作レンタルってどうなんだ。 上映や配信状況が分からないが、日本公開は相変わらず遅い。 ジャケットや煽り文句からとてもメチャ…

アナザーラウンド(泥酔先生)

アナザーラウンドを観た。 公開時に少し話題になったので、気になっていた。 内容は 4人の男性教師たちは、それぞれに生活に行き詰っていた。それは家族生活であったり、仕事である教師として生徒指導や授業であったり。それを何とかするために飲酒をして血…

税の重さに耐えてみろ

どうも日本は増税をはばかることなく行い、様々な税の値上げや税率の増加は免れそうもない。 この様々な税には、名目上は税ではないが、事実上の税として扱われる健康保険料や雇用保険料なども含まれる。 もはや取れるものはなんでも取ろうという、植民地時…

ジンバブエもびっくり

ヤフーニュースにこんなのがあった。 記事を引用しようかと思ったが、記事のタイトルだけにする。 「消費税引き上げ議論すべき 政府税調」 ・・・・・・ 中学校の公民では不況(デフレ)の時は政府は ・減税をする ・公共事業を増やし政府の支出を増やす と…

責任取って辞任します。 なんじゃそりゃ!?

某カルト教団にべったりののらくら大臣が辞任した。 経済再生もできない(そもそもやる気があったのかもわからんが)まま、カルト教団との関係について、詭弁や屁理屈とすら言えないようなのらくらした発言(事務所では、一年前の資料は処分してる。さらに記…

そりゃあ例えれば、青森の図書館が陰徳太平記をずっと蔵するべきかというと難しいけどさ

市立図書館に行った。 ここはこの一年、精力的に蔵書の破棄をしており、頻繁に譲渡会をしている。 要は市民に、欲しい本があれば持って帰れ、とやって、最後まで引き取り手のない本は廃棄処分になるというわけだ。 もちろん、図書館の敷地は有限で、蔵書に利…

集英社創業95周年記念企画

本屋に行ったら、集英社のパンフレットがあった。 『アジア人物史』 全12巻と索引巻、あわせて13巻のシリーズのようだ。 集英社創業95周年記念企画で全編書き下ろしの企画だ。 アジアの人物評伝を、古代から21世紀まで時代順に並べたもののようだ。 パンフレ…

エリザベス女王崩御

9月9日 午前4時記す。 ヤフーニュースを見たらイギリスのエリザベス女王死去の報があった。 以下引用 英王室は8日、女王エリザベス2世が死去したと発表した。96歳だった。女王死去を受け、長男チャールズ皇太子(73)が新国王として即位する。 1952年から…

裏世界ピクニック読了

『裏世界ピクニック』を7巻まで全部読んだ(現在7巻が最新刊)。 すいすい読める一方、細部が分かりにくい気がする。 元々自分が小説を読むのが苦手というのを差っ引いても、場面転換が唐突で、たまに誰の台詞かわからないことも少なくない。 オマージュ元…

ラスト忍者とプレシャス視聴完走

You Tubeで公式配信されている戦隊ものを見ている。 手裏剣戦隊ニンニンジャーがこの間終わり、今日配信された轟轟戦隊ボウケンジャーの最終回をついさっき見終わった。 ニンニンジャーが2015年の2月、ボウケンジャーが2006年の2月開始で翌年の2月まで放…

裏世界ピクニック

このあいだ近所のBOOK OFFに「裏世界ピクニック」が全巻(ハヤカワ文庫で2022年9月3日現在7巻まで発行)売られていた。 しかも1冊110円。 最初は迷ったが、7巻全部揃っているなら、と買ってきた。 早川書房がいつぐらいからか、日本SFに力をいれてるな…

酷暑の終戦記念日

敗戦77年目 毎年、この日は土岐善麿の あなたは勝つものとおもつていましたかと老いたる妻のさびしげに言ふ を思い出す 延ばし延ばしにしていた手続きを申請した

固より窮まる

37年目の大事な日。 だというのに、深夜のマクドナルドで不愉快に耐えながら、寝てしまった。 そして、最悪の夢をみた。 祖父がキョンシーとなり、叔父と母とおれを襲いに来た。霊罰棒に鬼打粉をつけて泣きながら祖父キョンシーを叩き、何とか追い返した。 …

不揃いの大型辞書

公立の図書館でデカい辞書を使っている。 デカいというのは、ワンセット何巻もあるやつ、という意味だ。 その辞書はいくつかの版があり、版によって紙の大きさや巻数が異なる。 後の版では補巻がついたり、索引に熟語索引がついたりした。 で、今日、気づい…

安倍元首相銃撃事件で思ったこと その5 仮定の話

ここまでダラダラと書いたが、実はいちばん書きたかったのはこれから書くことで、それは想像というか仮定の話である。 今回の銃撃事件は、発生直後に政治テロと思われ、与野党の議員たちが 民主主義に対する挑戦 卑劣な蛮行には屈しない などとコメントをし…

安倍元首相銃撃事件で思ったこと その4 亡くなったあとの話

安倍元総理が海外から要人・一般人問わず、弔意を寄せられ評価をされていること。 また、ブラジルとインドは国をあげて服喪したりと、少し大げさにいえばローマ法王くらい世界中から評価されている。 一方で批判している人たちもいる。海外の批判者はわから…

安倍元首相銃撃事件で思ったこと その3 マスコミ、いつも通りのマスゴミっぷり

事件直後は、犯行の動機は 政治テロや選挙妨害、または政治家としての安倍晋三に対する批判・怨恨(いわゆるアベ政治を許さない) などと思われたが、実際には犯人の家庭が新興宗教によって崩壊したことに対する怨恨で、安倍がその新興宗教と関係が深いこと…

安倍元首相銃撃事件で思ったこと その2 奈良県警、失態・不祥事の連鎖

まず、奈良県警の警備体制(要人警護)に対して、批判が殺到している。 たしかに動画などで確認すると、安倍の後方を警戒している警官やSPは(目視できる限りは)一人もなく、後方を向いている(つまり安倍と背中合わせになっている)者もいなかった。 演説…