「そして、僕はOEDを読んだ」を読んでいる。
辞書を工具書としてでなく、頭から読もうというものだ。
類似の本に「驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる」などもある。これも面白い。
ひところは三省堂の新明解国語辞典についての本が大量にでていた。
その後小説「舟を編む」でまた辞書ブームがおきたが、それからはさっぱりだ。
さて、そんな中三省堂の漢辞海第4版が出た。
この漢和辞典は個人的に気に入っていて、第1版から第3版まですべて持っている。
もちろん第4版も買った。
焦って買ったため、帯は破けていてページの裁断も甘いものをつかんでしまった。
しかし、しかし、やはり漢辞海はめくっていて愉しい。
不満はもちろんあるが、他の漢和辞典よりも使い勝手がよく、附録もステキだ。
現状ではかなりゴキゲンな漢和辞典だろう。
本屋で辞書コーナーを久しぶりにみたが、学習用辞典はかなり改訂されている。
研究社のリーダーズ英和辞典も第3版(2012年)。自分が持っているのは第2版。これは99年発行。
三省堂のデイリーコンサイス英和・和英辞典も第8版(2016年)。高校生の時に使いたおしたのは第4版だった。第6版も持っているはずだ。
同じく三省堂、新明解国語辞典は第7版(2011年)。また、今年2017年には第7版の特装青版(青い特製ケースに、青い表紙カバーの装丁)がでて人気を博している。伯父がもっていたのは第2版。自分が学生の時に使っていたのは恐らく第4版。その後の新解さんブームで関連本は読んだが買いなおしてはいないと思う。
同じく三省堂、新明解古語辞典は今も第3版(95年)から改訂されていない。自分が持っているものも第3版だ。
自分が持っていなくても、ベネッセ古語辞典や角川新字源のように学校指定されていたものは古い版の箱の装丁の方をよく覚えている。
辞書の装丁の話だけでもなかなか尽きそうにない。